新着情報(2021.11.11):

・2021年度第2回学習会の案内を掲載しました。申し込みの締め切りは11月30日です。皆様のご参加をお待ちしております。

 

新着情報(2021.5.19):

・紀要5号の目次を掲載しました。メニューの紀要『北海道キャリア教育研究』からご覧いただけます

2021年度第2回学習会について

2021年度第2回学習会を,以下の内容で実施いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。

 

北海道キャリア教育研究会第2回学習会

日時:2021年12月5日(日) 13:00-15:30

開催方法:ZOOMによるオンライン開催

*申し込みフォームはこの記事の下部にあります

 

当日のプログラム

13:00~13:10 開会挨拶・趣旨説明(岡部敦 札幌大谷大学・北海道キャリア教育研究会会長)

13:10~14:10 発表1「イタリアにおける移民子弟の社会統合と教育-Integrazione sociale ed educazione dei bambini immigrati in Italia -」(望月由美子 札幌大谷大学短期大学部 非常勤講師)

14:10~14:20 休憩

14:20~15:20 発表2「SDGsの達成の先にある目標2050年を見通して」(古谷知之 北海道静内高等学校 教諭[数学])

15:20~15:30 閉会挨拶(岡部敦 札幌大谷大学・北海道キャリア教育研究会会長)

司会:半澤礼之(北海道教育大学 釧路校)

 

発表の概要

発表1

イタリアにおける移民子弟の社会統合と教育-Integrazione sociale ed educazione dei bambini immigrati in Italia -

発表者:望月由美子(札幌大谷大学短期大学部 非常勤講師)

概要:本発表では2006年と2014年にイタリア教育相が公布した「外国人生徒の受け入れと統合に関するガイドライン」を取り上げ,20世紀後半から現在に至るイタリアの移民子弟教育の現状と課題について検証するものである。経済移民,難民の流入が急増した1990年代よりイタリアでは未成年の移民子弟の社会統合,教育権利に関する議論が高まった。その柱となるインターカルチュラル教育の理念と実践,その変遷を2つのガイドライン分析から再考するものである。

発表者略歴:北海道大学教育学部を卒業後,千葉大学大学院社会文化科学研究科にてイタリア美術史を若桑みどり氏のもとで学び,2005年に文学博士号を取得。2005~06年にボローニャ市にて私費留学,2006~07年にイタリア政府小学生としてヴェネツィア大学カ・フォスカリに国費留学。現在,北海道大学,札幌市立大学,大谷大学短期大学部にて非常勤講師を務める。

 

発表2

SDGsの達成の先にある目標2050年を見通して

発表者:古谷知之 北海道静内高等学校 教諭(数学)

概要:地元の生産者を応援するための高校生による「フードロスをなくそうプロジェクト」を題材として、非認知スキルの向上とキャリアデザイン力の育成について考えます。プロジェクトには新ひだか町役場の方々が有志で関わっており、次年度からは町のプロジェクトとして引き継がれる予定です。学校から始まった取り組みが、地域に開かれ根付いていく中で、生徒たちの地元との向き合い方にも変化がありました。

SDGsの達成の先にある目標2050年を見通して、生徒が自分と地域の未来を拓いていく上で、何が求められているのかを皆さんと考えたいと思っています。

発表者略歴:2004年3月,東京理科大学理学部Ⅱ部物理学科を2年間のニートおよび引きこもり期間を経て何とか5年で卒業。2004年4月から4年間で4校、期限付き教諭として道内を転々として、大小さまざまな規模の高校での勤務を経験。2008年より正規採用となり、三笠高校で勤務。
 この間、生徒の生きにくさに応えられず、カウンセリング技法に興味を持ち、ソリューションフォーカスアプローチの勉強会に5年間通う。また、2010年秋に道化師としてウクライナの病院や孤児院を1週間ほど旅をする。2011年の夏休みに東日本大震災の被災地となった大川小学校付近で道化師として活動。2012年から現在まで、静内高校で勤務。2018年ころから今の学びに違和感を感じ、時代の変化に対応する学びのテストとして学校外でwhose × foodsプロジェクトを始動。
 今は非認知スキルの評価方法と育成プログラムを作成すると心に決めたところ。

 

申し込み方法

以下のフォームに必要事項をご記入の上,11月30日(火)までにお申込みください(定員100名)。

https://forms.gle/hUPXbHET5YA9YJZDA

 

この学習会へのお問い合わせは,atsokabe67@gmail.com (本研究会代表 岡部敦)までお願いします

 

2021年度第1回学習会について(終了しています)

 

2021年度第1回学習会を,以下の内容で実施いたします。みなさまのご参加をお待ちしています。

 

日本キャリア教育学会 北海道・東北地区部会第1回研究会

北海道キャリア教育研究会第1回学習会

 

2021年6月20日(日)13:00-16:00
「キャリア教育でつながる学び(Linked Learning)-キャリア・パスポートの活用も視野に-」
講師:三村隆男(早稲田大学教職大学院教授)

概要:

2020年度は、新しい共通テストの実施やキャリアパスポートの導入など、学校教育に新たな変革が起こる年のはずでしたが、コロナ禍だけではなく様々な事情で霞んでしまったり、見えにくくなってしまいました。その一方で、感染予防のため学校が一斉に休校になったり、オンライン授業が新しいスタンダードになるなど、短期間の間にこれまでのやり方を大きく変えざるを得ない事態が生じました。そうした中、学びの意味が改めて問われています。   

 今回の学習会では、主にアメリカ・カリフォルニア州を中心に展開するLinked Learning(LL)の取り組みについて紹介します。LLは、学校教育において現実社会の職業に直結した学習を展開し、教科学習への強力な動機づけを実現する教育プログラムです。高校中退の減少、就学率、卒業率の上昇、大学進学への準備状況など多くの点で、LLの履修者が非履修者に対し改善を示すデータが既に報告されています。当日は、日本での実践事例を紹介しながら、米国のLLの趣旨を生かしたわが国の学校教育で可能なLLの在り方について考えていきたいと思います。関連して、キャリアパスポートについても取り上げます。キャリア教育、教科横断的な取り組みを始めたいと考えている方、キャリア教育の具体的な事例を知りたい方など、多数のみなさまのご参加をお待ちしています。なお、LLの詳しい内容は、Linked Learning AllianceのHP (https://www.linkedlearning.org)を参照してください(英語のみ)

 

開催方法:ZOOM(申し込みをしてくださった方には後日urlをお送りします)

申し込み方法:以下のフォームに必要事項をご記入の上,6月13日(日)までにお申込みください(定員100名)。

https://forms.gle/Y9X5gzJruGcyMCZJA

 

この学習会へのお問い合わせは,atsokabe67@gmail.com (本研究会代表 岡部敦)までお願いします。 

ごあいさつ

北海道キャリア教育研究会は、若者の学校から社会への移行を支援するための方策について研究し、学校教育や企業等における具体的な取り組みを推進することを目的として、2014年9月19日に発足しました。

 

現在、会員数は20名程度ですが、毎年開催される北海道キャリア教育職業教育フォーラムには、北海道内および道外から70名程度のみなさまが参加されています。。北海道の姉妹集であるカナダ・アルバータ州でのキャリア教育に関わる研究者や実践者をゲストとしてお迎えし、北海道の若者が抱える課題にどう対処すべきかについて、幅広く議論をしています。フォーラム以外には、年に2回の学習会を開催し、キャリア教育に関わり会員が実践したり研究したことを報告しあい、優れた実践について共有する機会を持っています。

 

格差や貧困という、現代社会が抱える課題は、北海道の若者においても年々深刻化しています。どの若者も社会において自立した大人として活躍することができるように、どんな手立てを講ずることができるのか、教育現場ではどんな教育を提供するべきであるのといったことについて、日々考えています。

 

本研究会の趣旨に賛同し、一緒に学び合うことに興味がある方は、ぜひご入会いただければ幸いです。

 

北海道キャリア教育研究会

会長 岡部敦(札幌大谷大学)

理事 蒲生崇之(札幌平岸高等学校)

理事 半澤礼之(北海道教育大学 釧路校)

理事 安宅仁人(小樽商科大学)