新着情報

2023.12.25 2023年度第3回学習会のご案内

2023年度第3回学習会について(終了しました)

北海道キャリア教育研究会2023年度第3回学習会のお知らせ

 

以下の内容で学習会を開催します。今回は日本キャリア教育学会北海道・東北地区部会との共催となります。参加申し込みフォームはこの記事の下部にあります。関心のある皆様のご参加をお待ちしています!

 

日本キャリア教育学会北海道・東北地区部会 2023年度第3回研究会

北海道キャリア教育研究会 2023年度第3回学習会

日時:2024年3月24日(日)14:00-16:30
場所:北海道大学人文・社会科学総合研究棟W410

*ZOOMでの配信もおこないます。対面・オンラインどちらの参加も可能です!

*参加費は無料です。

*チラシが下にありますのでご覧ください!

 

テーマ:「LGBTQのライフキャリアと教育について考える」

講師:

満島 てる子(さっぽろレインボープライド副実行委員長・7丁目のパウダールームの店長・Sitakkeコラムニスト)

発表概要:

 2023年6月LGBT理解増進法が成立し施行されました。しかし、その内容については、当事者や支援者などからは問題も指摘されています。その一方で、性的違和の認識は、就学前の児童の段階から発生し、異なるジェンダーを押し付けられることで、深刻な精神的なダメージを負うことが、複数の研究によって明らかになっています。当事者の割合は、10人に1人とも言われていますが、学校教育の現場や職場など、LGBTQに関する理解は決して十分であるとは言えません。すべての若者の社会的職業的自立を現実のものとするため、学校教育をはじめ社会全体はどのようにあるべきなのか、社会包摂を目指す日本キャリア教育学会と北海道キャリア教育研究会は、当事者である満島てる子さんをお迎えし、参加者の皆様と一緒に議論します。

 

当日のプログラム

14:00 開会の挨拶

14:05 趣旨説明と講師紹介

14:15 講演「LGBTQのライフキャリアと教育について考える」

15:15 休憩

15:25 フロアとの質疑応答

15:45 パネルディスカッション

 

16:25 閉会の挨拶

 

*参加申し込みの方は、以下のURLから必要事項をご記入ください。
https://forms.gle/S8AD9wknVgSsYG9H8
申し込み締め切りは3月17日(日)までです。

3月22日(金)までにZOOMのアドレスをお送りします。

 

*チラシに使用している写真掲載については,満島てる子さんより許可を頂いています

2023年度第2回学習会について(終了しました)

北海道キャリア教育研究会2023年度第1回学習会のお知らせ

 

以下の内容で学習会を開催します。参加申し込みフォームはこの記事の下部にあります。関心のある皆様のご参加をお待ちしています!

 

北海道キャリア教育研究会2023年度第2回学習会

日時:2023年11月18日(土)14:00ー16:45

場所:北海道武蔵女子短期大学 3号館3階333教室

*ZOOMでの配信もおこないます。

 対面・オンラインどちらの参加も可能です!

*参加費は無料です。

 

北海道武蔵女子短期大学のアクセスURL

https://musashi-jc.ac.jp/about/outline/

 

プログラム

14:00‐14:10

開会の挨拶 北海道キャリア教育研究会会長 岡部敦

14:10‐15:30

<発表1>

不登校について考える:学校はどうしたらいいんだろ?

ー発表者ー

明田川 知美(北海道武蔵女子短期大学)

ー発表概要ー

文科省によると令和4年度の不登校者は約30万人だ。前年の24万人から6万人増となり過去最多を記録した。北海道においても不登校児童生徒は1万人を超え、札幌市だけでも4500名を超える。札幌市の不登校者のうち、公的な教育支援センター利用者は280人にとどまる。民間のフリースクール等利用者は4%未満だ。今回の報告者は、自身の子どもが5年間に不登校となった当事者で、昨年から不登校の親の会を立ち上げた。教育学を専門とする一方、自分の子どもが不登校をすることの葛藤も含め、今後の不登校支援のあり方について問題提起をする。

【休憩】

15:40-16:30

<発表2>

ポストコロナの時代における学校を考える

~インクルージョン・ICT・課題探究的な学びをキーワードに~

ー発表者ー

蒲生 崇之(札幌市立札幌旭丘高校)

ー発表概要ー 

コロナ感染拡大防止のために、一方的な休校措置が発表されたことをきっかけに、学校におけるICT環境の整備が急ピッチで進んだ。

実は、コロナ拡大前から病弱の特別支援学校では、ICTを活用した遠隔授業により、入院している児童生徒の学習を保障しようという動きがあった。

ICT環境の急整備は、学校に通えない事情がある児童生徒の学習保障に活路を開いたように見えるが、そこには現実問題と、倫理的な問題が存在している。

16:30

閉会挨拶

望月由美子(北海道大学 子ども発達臨床研究センター)

司会:樋原智恵(北海道武蔵女子短期大学)

 

参加申し込み

以下のフォームで11月13日(月)までにお申し込みください。

https://forms.gle/UdkdUSiCCWmRRGNh6

 

お問い合わせは、

北海道キャリア教育研究会学習会担当 まで

2023年度第1回学習会について(終了しました)

北海道キャリア教育研究会2023年度第1回学習会のお知らせ

(日本キャリア教育学会北海道・東北地区部会研究会との共催)

 

以下の内容で学習会を開催します。参加申し込みフォームはこの記事の下部にあります。関心のある皆様のご参加をお待ちしています!

 

北海道キャリア教育研究会2023年度第1回学習会
兼 日本キャリア教育学会北海道・東北地区部会 第1回研究会

日時:6月17日(土)14:00-16:30
場所:北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟4階W407教室+Zoomによる遠隔

https://www.hokudai.ac.jp/bureau/property/hss/access/

 

 

 

14:00-14:10
開会の挨拶 半澤礼之(日本キャリア教育学会北海道東北地区部会代表)

14:10-15:10
<発表1>
北イタリア・トレント自治県における外国人児童生徒に対する教育条件整備について-「県教育制度における外国人児童生徒の参加と統合に関する規則」における法制度運用のしくみに注目して-
ー報告者ー
望月由美子
北海道大学 大学院教育学研究院
附属 子ども発達臨床研究センター 非常勤研究員
ー発表要旨ー
外国人児童生徒の受入と教育条件整備をいかに進めるべきか。この問いに対し、本発表では北イタリアのトレント自治県議会が2008年に定めた「県教育制度における外国人児童生徒の参加と統合に関する規則」(レゴラメント)を取り上げつつ、行政介入的な制度保障のあり方について検討する。イタリアの国レベルと地自治体レベルの移民受入状況、そして社会統合のため歩みを概観し、制度の実装化を図るための法整備と、行政および学校の各々の主体性のなかで、バランスの取れた保障のあり方とは何かについて考えたい。また日本における学齢期の外国人の子ども・若者たちの教育保障問題について再考する手掛かりを探る。

15:20-16:20
<発表2>
重層的な生きづらさを抱える若者の学びの機会保障に関する研究:カナダ・アルバータ州におけるTeen Motherのための高校の取り組み
ー報告者ー
岡部敦
清泉女学院大学人間学部心理コミュニケーション学科 准教授
ー発表要旨ー
2020年からはじまったCOVID19の世界的流行は、学校教育の現場にさまざまな影響をもたらせた。いじめの認知件数、不登校、自殺者数などの統計データは、学校閉鎖が終了して以降にいずれも増加の傾向を示しており、子ども・若者が抱える課題がより深刻化していることが明らかである。こうした中、10代を中心とする若年者の妊娠についても増加傾向にあることとが報告されている。若年者の妊娠は、経済的、情緒的な課題が複合的に影響した結果として生じる場合が多く、結果として学業を中断してしまうケースが目立つ。本発表では、カナダ・アルバータ州カルガリー市にある10代で妊娠出産した女子のみを受け入れるLouise Dean Schoolの取り組みに焦点を当て、重層的な生きづらさを抱える若者の学びの機会保障のあり方について検討することを目的とする。

16:20-16:30
閉会の挨拶 岡部 敦(北海道キャリア教育研究会会長)

 

参加申し込み

以下のフォームに6月12日(月)までにお申し込みください。

https://forms.gle/yLj9k6ELCzFBhh4B8

 

お問い合わせは、

北海道キャリア教育研究会学習会担当 まで

2022年度第3回学習会について(終了しました)

北海道キャリア教育研究会第3回学習会のお知らせ

 

以下の内容で学習会を開催します。参加申し込みフォームはこの記事の下部にあります。関心のある皆様のご参加をお待ちしています!

 

日時:2023年3月5日(日) 14:00~17:00

開催場所:北海道教育大学札幌駅前サテライト 教室3 ZOOMでの配信もおこないます。

プログラム:

14:00 開会挨拶:岡部 敦(北海道キャリア教育研究会 会長)

14:10 発表1「人口減少地区における小規模高校の存在意義に関する研究:足寄高校と南幌高校への調査から

15:10 休憩

15:30 発表2「地域を核とした大学生の取り組みー釧路市の学生団体くしラボの実践からー

16:30 閉会挨拶  岡部 敦(北海道キャリア教育研究会 会長)

司会:

望月由美子(北海道大学 子ども発達臨床研究センター)

樋原智恵(北海道武蔵女子短期大学)

コメンテーター:

宮前耕史(北海道教育大学釧路校)

 

発表概要

発表1

人口減少地区における小規模高校の存在意義に関する研究:足寄高校と南幌高校への調査から

発表者:

松村樹、辻村響拓、瀬川雅陽 (札幌大谷大学社会学部学生)

発表概要:

近年、人口減少とそれにともなう地域社会の衰退の問題が深刻化しています。北海道教育委員会は、2021年に報告書「地方創生にむけた高校魅力化の取り組み〜高校と地域の連携・協働を進めるために」を発表し、過疎化における高校教育の役割を重視しています。本報告では、足寄高校と南幌高校をフィールドとした調査の報告を通じて、地域における高校教育の存在意義について検討します。

 

発表2

地域を核とした大学生の取り組みー釧路市の学生団体くしラボの実践からー

発表者:

松原正道・及川瑞貴(釧路公立大学学生)・吉田清香 ・西都聖美(北海道教育大学釧路校学生)

発表概要:

学生団体くしラボは、2021年6月に釧路市役所の「RINK釧路まちづくりラボ」(駅前高架化に向けてまちの賑わいを取り戻すために活動を行う官民協働組織)から派生し、結成された学生団体です。くしラボは、自分の好きなことや得意なことを通して地域に関わることで、大学生の自己実現・個性の伸長につながる団体であると考えています。今回は、くしラボの概要や成立までの経緯、所属学生の学びについてお話します。

 

参加申し込み

以下のurlよりお申込みください。申し込みの締め切りは2023年2月28日(火)です

https://forms.gle/hQx1dLdfGsGZmg7a6

 

お問い合わせは、

北海道キャリア教育研究会学習会担当 まで

2022年度第2回学習会について(終了しました)

北海道キャリア教育研究会第2回学習会のお知らせ

 

以下の内容で学習会を開催します。関心のある皆様のご参加をお待ちしています!

 

日時:12月3日(土)14:00-17:00 対面を基本として,ZOOMでの配信もおこないます。

開催場所(対面):札幌大谷大学 C213教室

https://www.sapporo-otani.ac.jp/

 

プログラム:

14:00 開会挨拶:岡部 敦(札幌大谷大学)

14:10 特別支援教育におけるキャリア教育を考えるーみなみの杜高等支援学校の実践からー:発表代表者 新山淳(市立札幌みなみの杜高等支援学校)

15:40  休憩

15:50 大学におけるインターンシップ科目の現状と今後の課題:樋原智恵 (北海道武蔵女子短期大学)

16:50 閉会挨拶:岡部 敦 (札幌大谷大学)

司会:半澤礼之(北海道教育大学釧路校) 

 

参加申し込み

以下のurlよりお申込みください。申し込みの締め切りは11月27日(日)です。

https://forms.gle/rLqFrxq8cggPiJ5HA

 

お問い合わせは、

北海道キャリア教育研究会学習会担当 まで

2022年度第1回学習会について(終了しました)

北海道キャリア教育研究会第1回学習会
兼日本キャリア教育学会北海道東北地区部会第1回研究会のおしらせ

 

日時:7月17日(日)13:30-15:30 オンライン(Zoom)開催

 

講師:秋田県立大学総合科学教育センター 准教授 渡部昌平

司会:北海道武蔵女子短期大学 樋原智恵

 

テーマ:「進路指導に使えるキャリアカウンセリング理論~ナラティブアプローチのご紹介」

 

「やりたいことが分からない」児童生徒は少なくない。やりたいことが分からないから何もしない。でもそれでは時間を無駄にすることになります。「よく見るテレビや雑誌」にもその子らしさが顕れます。ものづくりが好きな子は鉄腕ダッシュなどよく見ているようです。好きなアニメの登場人物などにもその子らしさが顕れます。日常生活の選択の中からその子らしさを見つけるナラティブアプローチについてご説明します。

 

参加申し込みは、以下のフォームにご記入の上送信ください。締め切りは7月11日(月)です
https://forms.gle/yTPxvqDgXnj8REX48

 

お問い合わせは、

北海道キャリア教育研究会学習会担当 まで

ごあいさつ

北海道キャリア教育研究会は、若者の学校から社会への移行を支援するための方策について研究し、学校教育や企業等における具体的な取り組みを推進することを目的として、2014年9月19日に発足しました。

 

現在、会員数は20名程度ですが、過去には北海道の姉妹集であるカナダ・アルバータ州でのキャリア教育に関わる研究者や実践者をゲストとしてお迎えし、北海道の若者が抱える課題にどう対処すべきかについて、幅広く議論を行うフォーラムを定期的に開催しておりました。フォーラム以外には、年に2~3回の学習会を開催し、キャリア教育に関わり会員が実践したり研究したことを報告しあい、優れた実践について共有する機会を持っています。

 

格差や貧困という、現代社会が抱える課題は、北海道の若者においても年々深刻化しています。どの若者も社会において自立した大人として活躍することができるように、どんな手立てを講ずることができるのか、教育現場ではどんな教育を提供するべきであるのといったことについて、日々考えています。

 

本研究会の趣旨に賛同し、一緒に学び合うことに興味がある方は、ぜひご入会いただければ幸いです。

 

ご入会を希望の方は,「お名前」「ご所属」を明記の上 までご連絡ください。

 

北海道キャリア教育研究会

会長 岡部敦(札幌大谷大学)

理事 蒲生崇之(市立札幌開成中等教育学校)

理事 半澤礼之(北海道教育大学 釧路校)

理事 安宅仁人(小樽商科大学)

理事 明田川知美(北海道武蔵女子短期大学)

事務局長:樋原智恵(北海道武蔵女子短期大学)

事務局:望月由美子(北海道大学 子ども発達臨床研究センター)